子どもが好きなことを全力で応援するということ

 

 

松江塾の音読課題、いつもその内容も楽しみにしています。

 

小説の一部だったら、全部読んでみたい!と思ったり、

 

説明文だったら、初めて知る内容に興味を惹かれたり。

 

こうして親子で同じものを読んで、それについて話ができるなんて

 

幸せなことだなぁ、と思います。

 

 

今日は、今までに印象に残った音読課題を

 

振り返ってみたいと思います(^^)

 

(これからも時々書いていこう~ まずはこちら)

 

 

   

 

  「言葉」をもつ鳥、シジュウカラ   鈴木俊貴

 

 

 

これは初めて読んだ時、親子で「面白い!!」と大興奮。

 

シジュウカラが単語を話すなんて、

 

考えたこともありませんでした。

 

 

 

こちらの動画を娘ルルと一緒に見ました。

 

www.youtube.com

 

 

 

内容と共に印象的だったのは、研究に対する鈴木さんの情熱です。

 

 

鈴木さんは、世界で初めて動物が言葉を話すことを突き止め、

 

動物言語学を開拓した第一人者として知られているとのこと。

 

 

10年かけてシジュウカラの鳴き声を集め、

 

その言語能力を証明した鈴木さん。

 

 

幼少期から生き物に強い関心を持ち、

 

常にたくさんの生き物をご自宅で飼育されていたのだそう。

 

 

すごいなぁ、と思ったのは、

 

そんな様子を見て、鈴木さんを自然の中で育てたいと思ったご両親は

 

家族で茨城に引っ越し、お父さんはそこから2時間かけて

 

東京へ通勤されていたそうなのです。

 

 

これ・・・子育て中の身としてはいろいろ考えさせられますね。

 

 

もう一つ素敵だなと思ったのが、

 

鈴木さんが、自分が観察したことと図鑑に書いてあることが違う!

 

この図鑑は間違っている!とお母さんに訴えた時、

 

お母さんが、

 

「それなら図鑑を書き直せば?」

 

と言ったというエピソード。

 

 

鈴木さんはその時、図鑑も間違っていることがある、

 

自分の目でみたものが正しいんだということを学んだのだそう。

 

 

 

 

・・・なんだろう、このものすごく幸せな感じは。

 

さかなクンとかにも通じるものがあると思うのだけれど、

 

自分の好きなことをとことん突き詰めていくこと、

 

それを家族や身近な人が理解して支え続けてくれること、

 

そこから生まれる新たな発見やパワーが

 

周りの多くの人を幸せにしていく・・・

 

上手くいえないけれど、とても尊いことだなぁと思います。

 

 

 

動画を見ながらルルが

 

「鈴木さんはこれがお仕事なの?」

 

と言っていたのも印象的でした。

 

 

自分の好きなことが仕事になる。

 

自分の仕事にこれだけの情熱を傾けられる。

 

 

子どもにとっては、

 

その素晴らしいお手本でもあると思いました。

 

 

子どもの好きなことを全力で応援するために、

 

私は何ができるかな・・・