大学生の頃初めてした海外一人旅。
ストックホルムまでの往復は
格安航空券だったので何度もトランジットして。
宿も取らず細かい計画も立てず
行き当たりばったりの旅。
1ケ月かけてスウェーデン国内を回ろうと思っていたのだけれど
行く先々で出会う旅の先輩達に
「フィンランドまでの船旅も楽しいよ!」とか
「デンマークのアンデルセン博物館もよかったよ!」などと言われ
結局北欧4か国を旅することに。
旅慣れていない私はスーツケースを持っていっていたのだけれど
途中でどうにもこうにも邪魔になり
小さなリュックを一つ買い
そこに必要なものだけ入れて
コペンハーゲンの郵便局から
スーツケースごと荷物を日本に送り返したのでした。
その時の解放感や
人が旅するのに本当に必要なものって
自分で簡単に背負って歩けるくらい少ないんだな
不必要なものを手放して身軽になれば
自分の足でどんどん歩いていけるのだな
と思ったのを覚えています。
それ以来、旅に出る時は
どんなに遠くの外国でも
1か月以上の長旅でも
必要最低限のものしか持たず
バックパック一つ背負って出かけていきました。
言葉の通じない外国でも
日本ほど簡単に物が手に入らないところでも
まぁなんとかなるでしょって思ってたし
実際になんとかなってた。
それなのに、今。
日本国内で数日間
引率の大人もいる旅に出るわが子のスーツケースに
自分がそばにいられない不安から
あらゆる場面を想定して
勝手にいろいろ心配して
必要以上にあれこれと物を詰めてしまう私。
それが母というもの・・・なのか?
(子離れできてないだけかな(^^;)