同意とバウンダリー② 大人の私たちができること

 

 

昨日の続きです。

 

satoko2699.hatenablog.com

 

 

 

まずは、かくちゃんの素晴らしい記事を読んで

 

改めて考えさせられたことから。

 

(かくちゃん、言及ありがとう!)

 

 

atamashikaku.hatenablog.com

 

 

 

かくちゃんのモヤモヤ

 

ものすごくよくわかる・・・

 

 

息子くん、いやだったよね・・・

 

 

かくちゃんも、息子くんがいやな思いをしたこと

 

親としてとても辛かった思います。

 

 

かくちゃんは、息子くんが幼稚園の頃から

 

プライベートゾーンについてもお話されていて

 

息子くんがきちんと認識されていたこと

 

本当に素晴らしいなと思います。

 

 

息子くんが、女の子のお友達に体を触られて嫌だった時

 

そのお友達に「本当にいやだからやめて」と

 

何度も直接言ったというのも

 

素晴らしいと思いました。

 

 

でも、息子くんがそうやってきちんと言葉にして伝えても

 

相手がそれを理解して受け取ってくれなければ

 

解決しないですよね・・・

 

 

かくちゃんも書かれていたけれど

 

家庭内だけで解決するのは難しいので

 

学校でもこのような話を聞く機会があり

 

みんなで共通認識が持てるようになるといいなと思います。

 

 

 

学校での性教育については

 

講演会の中でもお話がありましたが

 

文科省の定める学習指導要領で

 

例えば「妊娠の経過は取り扱わないものとする」等の歯止め規定があったり

 

そもそも性教育自体が必須ではないため

 

どれだけの時間をとるのかも各学校の判断だったりで

 

現状、どうような性教育を受けられるのかは

 

運次第となってしまっているとのこと。

 

 

 

今回ルルの学校に来てくださった講師の方は

 

元々は中高で保健体育の先生をされていたのだそうです。

 

 

でも、この歯止め規定の中では

 

本当に大切なことが伝えられない!

 

子どもたちのことを守れない!と思い

 

(性交を説明せずに、性暴力や性被害を子どもたちにわかるように教えるのは難しい)

 

教員を辞め、フリーになって

 

思春期保健相談士・性教育講師として活動されているのだそうです。

 

 

ルルの学校では、今までも担任の先生がお話してくれたり

 

外部から招いた講師の方に授業をしていただいたり

 

様々な形で性教育への取り組みがあり

 

今後も継続していくと伺っています。

 

 

性教育の特別授業の時は保護者の参観も可能で

 

私も何度かお話聞かせていただきました。

 

今までは平日の授業の時に実施されることが多かったので

 

なかなか参加できない保護者もいるということで

 

今回はお休みの日に、学校行事の一環として

 

親子で参加できる性教育の場を設けてくださいました。

 

 

子どもが学校でどんな内容を聞いてきたのか親も知ることが大事だと思って

 

と、先生方が考えてくださったそうです。

 

教職員の方々は、事前にこの講師の方から研修を受けていらしたそう。

 

(こじんまりとした私立小ですが、常に子どもたちのことを優先に考えてくれる本当によい学校なんですー 先生方にはいつも親身に相談に乗っていただいていて、私の子育ては、この小学校と松江塾に日々支えられています。感謝!)

 

 

ただこのような機会を作ってくれるかどうかは学校にもよるので、

 

やはり、家庭での性教育も必要になってくるのだと思います。

 

 

でもそうすると、家庭によって子どもの受ける性教育に差が出てきてしまうので

 

かくちゃんのお話のようなことは解決されないし

 

どうしたらいいのだろう・・・

 

 

講師の方も仰っていましたが

 

子どもは、学校でも家庭でも性教育を受けることができなかったら

 

どうやって正しい知識を身につけたり

 

自分の身を守ればいいのだろうか。

 

 

見せていただいたデータの中に

 

16-18歳の中絶率というものがあり

 

沖縄はその率が高かったのです。

 

 

そして、秋田と山形は低かったのですが

 

これは、その数年前までは高かったけれど

 

県と学校が対策をして性教育を行った結果

 

低くなったのだそう。

 

 

正しい性教育が子どもの身を守ることになるのは明白なので

 

これは大人の責任なのだと思います。

 

 

学校が進んで性教育をしてくれるのが望ましいけれど

 

そうではない場合、家庭で行うのと同時に

 

学校側にも、講師の方を招くことを提案してみたり

 

保護者のほうから働きかけをしてみる必要もあるのかなぁと。

 

 

実際、今回来てくださった講師の方は

 

公立私立問わず幼稚園から高校まで講演に行かれていたし

 

そのような活動をされている方も地域にいらっしゃると思います。

 

親から伝えるのとはまた別に

 

専門の方からお話を聞くのはとても大切だと思いました。

 

子どもを守るために、大人は動かないといけないですね。

 

 

 

相変わらず簡潔にまとめられずすみません(^^;

 

まだつづきます。