同意とバウンダリー③ 子どもの身を守るための親の学び

 

 

一昨日、昨日のブログの続きです。

 

書き始めたらどんどん長くなってしまったのですが

 

今日でいったん終わりにしますね。

 

 

satoko2699.hatenablog.com

 

 

satoko2699.hatenablog.com

 

 

 

講師の方のお話で初めて知ったり

 

印象に残ったことはたくさんあるのですが

 

特に考えさせられたことをいくつか書きます。

 

 

 

データでこどもの性被害をみてみるとわかることは

 

性別に関係なく被害にあっている、ということです。

 

男の子の被害が増えているようにみえるのですが

 

これは近年増えてきているということではなく

 

以前からあったけれど、表に出てきてなかっただけだそうです。

 

子どもの性被害は、男の子も女の子も

 

同じように気をつけなければなりません。

 

 

 

そして、私が衝撃だったのが下記のデータです。

 

 

深刻な子どもの性被害の加害者が

 

内閣府の報告書によると

 

 

親密な人 17.6%

 

顔見知り 72.1%

 

見知らぬ人 35.6%

 

となっていて

 

 

知っている人からの被害が89.7%

 

(通っていた学校や習い事の関係者が40.8%)

 

知らない人からの被害が35.6%

 

 

となっていました。

 

(複数回答のため合計は100%を超えます)

 

 

 

知っている人、しかも学校や習い事の関係者がこんなに多いなんてとてもショックでしたが、子どもの身を守るためにはこのような現実にも向き合わなくてはなりませんね・・・

 

 

では、子どもを性被害から守るにはどうすればよいのか。

 

ずっと親が一緒にいられるわけではないので

 

子ども自身で、自分の身を守る術を身につけなくてはなりません。

 

 

ここでも大切になってくるのが、正しい性の知識、

 

「いやだ」「やめて」と言うためのNOの練習

 

違和感・危機感を感じるバウンダリー意識

 

なのです。

 

 

顔見知りの人が加害者になる可能性があるということは

 

知らない人にはついていっちゃだめだよ

 

と子どもに言うだけでは対策にならない。

 

 

知っている人から被害を受けそうになった時に

 

どう対応できるかということが重要になってきます。

 

 

「子どもの体にさわる時は家族でも同意を取る」

 

ということが大切なのは

 

万一子どもが被害を受けそうになったとき

 

自分の体をさわることは、家族でさえ同意が必要なことなのに

 

なぜ他人が同意なしにさわったりしてくるのか

 

と、子どもが思えるようにするためでもあるからです。

 

 

家族が常に子どもの同意を得ることで

 

他人からの同意なき行為を受けそうになったとき

 

子どもに違和感・危機感を持たせることが大切なのです。

 

 

子どもが性被害にあった時

 

子どもは自身の性被害を相談するまで時間がかかる

 

もしくは相談できないことが多いのだそうです。

 

 

なぜかというと、いろいろ理由はあるのですがその中に

 

・相手の行為は愛情表現だと思ったから

 

・相談するほどのことではないと思ったから

 

というものがありました。

 

 

子ども自身に、バウンダリー意識がないと

 

被害にあったことを認識できない可能性もあります。

 

 

性教育の一番大事な視点

 

自分の体は自分のもの、という自己決定意識と合わせて

 

このバウンダリー意識を子どもが持つことが防犯にもつながります。

 

 

親ができることは、子どもの体を大切に育てるのと同時に

 

普段の家庭内での子どもに対する行動によって

 

子どもに、違和感・危機感を感じるバウンダリー意識を持たせる

 

ということがあると思います。

 

 

親が学ぶこと、知ることによって

 

子どもの身を守るためにできることがある

 

と改めて感じたので、これからも学んでいきたいと思います。

 

 

 

(講演会を聞いてからいろいろ考え、ブログにも書き、この問題に数日間向き合って・・・とてもとても大切な内容ではあるのですが、正直言うとちょっと気持ち的にしんどくなることもありました。講演の前に講師の方が子どもたちに、「途中でお話を聞いているのがつらくなったら無理しないでいいからね。先生に言って、お部屋を出ても大丈夫だよ。それも自分で決めていいんだよ」と仰っていましたが、親が子どもに話すときにも、子どもの様子を見ながら、少しずつ、無理がないように伝えていくのがいいのかな、と思いました)