真島先生のこの記事を読んだから書くわけではないのですが・・・
私は、親単科が有料になっても、受講をやめるという選択肢はありませんでした。
というか、早く有料になってほしいなと思っていました。
これだけの内容の親単科と夫婦ラジオを無料で聞かせていただくのは、どうしても気が引けるのです。
おこがましい言い方になってしまうかもしれないけれど、自分が本当に必要だと思うこと、価値があると思うものには、お金を払いたい。
プロの仕事に対して、それを受け取るためには対価を払いたいのです。
真島先生のブログをずっと読ませていただいてきて、何度も救われて、この内容を無料で読ませていただくのは申し訳ないなと思っていた時、真島先生のメルマガがスタートしました。
すぐに登録して、今でもずっと読み続けているけれど、メルマガにお金を払わせてもらっていることで、自分の気持ちが少し軽くなっているというか、気持ちよく読めるのです。
だから、親単科もすぐにでも有料にしてもらったほうがいいな、と個人的には思っていました。
無料でも有料でもブログを書くことに変わりはないけれど、無料にしていただけるだけの内容のブログを書く自信もあまりないし(^^;やっぱり有料のほうがいいかな。
話が少し逸れてしまうかもしれないけれど・・・
(親単科の有料無料の話とはいったん離れて)
常々感じていることを書いてみようと思います。
例えばなんだけど
お友だちがパン屋さんを営んでいたとします。
どんなに仲の良いお友だちだったとしても
そのパン屋さんへ行って
そこに並んでいる商品であるパンを
「これタダでちょうだい」
とは言わないと思うのですよ。
(パン屋さんのほうから好意でプレゼントしてくれたりおまけをしてくれたりということはあるかもしれないけれど、受け取る側がそれを要求できないのではと)
夫は士業を営んでいるのですが
時々お友だちや知り合いの方から相談を受けます。
「親から財産を受け継いだけど、どうしたら税金が安くなるか」とか
「新たに事業を始めたいんだけど、申請方法を教えてほしい」とか。
友だちなんだし、知ってるんだったらちょっと教えて、という感じだと思うのですが
それって、お店に並んでいる商品を「タダでちょうだい」と言っているのと同じだと思うのですよ。
だって、夫はその知識をお金に換えて仕事をしているわけで、それはお店に並んでいる商品と同じ価値があるはずで。
でも、目に見える商品なら1つ100円のパンでもタダでもらうのはためらうのに
目に見えない知識や経験は(減るものでもないし?)受け取れて当然だと思ってしまう・・・
というようなことがありがちだなぁ、と。
実際には、お友だちや知り合いには、出来る限りのことはします。
知ってることは教えてあげるし、出来る範囲でアドバイスもする。
でも、その知識を得るために、それを仕事として成立させるために
夫は今までお金も時間も労力も使ってきているわけで
もともと自然に身についているものではないのです。
受け取る側がその辺りを認識してくれていればよいのですが
そうではないと(知ってるなら教えてよ!のノリね)
やはりちょっとモヤモヤはしますね(^^;
こちらから自発的に、できることはしますよーという時はよいのだけれどね。
普段お世話になっている方の少しでもお役に立てば、という場合とか。
でもあくまでもその選択肢は自分が持っているべきで、相手に強要されるものではないかなぁと思います。
努力して身につけた知識をお金に変える、ということに対して
あまり意識がされていないんじゃないかなって。
だいぶ前に読んだ蝸牛ちゃんのブログで
蝸牛ちゃんがそら豆くんに「頭のよさはお金になるんだよ」と言って
東大生の家庭教師の時給を教えてあげたというお話があったんだけど
そういうの、ほんと大事だなって思う。
そら豆くんがまるおくんの家庭教師をしていて
一題教えたら100円もらえるんだけど
「そら豆にはその価値があるよ」って蝸牛ちゃんが言うの。
今まで努力してきてその力を身につけてきたんだからって。
そういうことを伝えられる親って少ないんじゃないかな。
お金のことって話すのが難しいし
例えば誰かに好意で何かをしてもらった時に
「お金払います!」って言うのはちょっと違うかなという気もするのだけれど
(そう言われたら、そんなつもりじゃなかったのに、と寂しく思われることもあるかもしれないけれど)
お金を払うということは、少なくとも私の場合は、その人の能力に対するリスペクトなのです。
お金があり余っているわけではもちろんないし、お金は大事です。
だからこそ、自分が本当に価値のあると思えるものにしかその大事なお金を使うことはできない。
逆に言えば、価値があると思うものにはお金を払いたい。
無料ということに対して、居心地の悪さを感じるのはそういうことなんだろうなぁ。
なんだかまとまりがなくなってきてしまったけれど(^^;
親単科が早く有料化されるといいなと思っていた理由と
普段感じていたこともついでに?書いてみました(^^)
(まぁでも、ブロガー親単科無料を素直に喜べないのは、つき詰めてみると、自分のブログに対する自信のなさなのかなぁと思う・・・そうするとまた別の話なのかなーとちょっとぐるぐるとしています)